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性なる夜に…【前編】

一年で最もカップルが愛を育む日…

そう、クリスマス。

 

 

 

 

 

 

 

そんな日につかたはある街に来ていた、

朝になっても商店街でナンパする人がいる街だ。

今回の目標はもちろん…

 

 

 

 

 

サンタ即だ。

一年でこの日にしか街には現れないサンタをなんとしてでも、即りたい…

この一心で街に出た…

 

 

 

もちろんこの日のコンビも

御堂筋くん(daitokai0721)。

しかし、御堂筋くんはまだ登場しない。

今回は合流前にソロでストった時の話。

 

 

 

 

 

 

日が日なので、いいソロ案件がいない…

何度も心が折れかけた。

 

 

 

 

そんなこんなでやっと、即りたいと思えるソロ案件を発見した。

目が大きい、タヌキ顔の子だ。

 

 

 

 

 

今日の声かけはやりやすい。 

「今日は何の日か知ってる?」

 

「知ってますよ笑」

 

「俺も1人やから人のこと言えんけど

   何でこんな日の夜に1人で歩いてるん?

 

「それ言ったらダメでしょ。これから美容院行くんです!」

 

「これから綺麗になりにいくんやな。それで待ってくれてる彼氏のとこに行くんや。」

(この答えしだいで一気にこの後の出方が変わるぞ、さぁどうだ?)

 

 

 

 

「行かないですよ、美容院いってすぐ帰ります。」

 

(キタコレ。)

 

「そうなんや。それなら帰って家族でクリスマスパーティー?」

 

「そうですよ!」

「めっちゃいいやん。家族で七面鳥やらケーキやら食べるって絶対楽しいやん。」

 

「はい!楽しみです!」

 

 

「めっちゃいい子やな。ここ何年も家族でクリスマス過ごしてないからそういうの憧れるわ。

やから○○のホームパーティーに飛び入り参加していい?笑」

 

「ダメです笑」

 

「さすがにな。やけど1人で過ごすのも悲しいから少しだけ一緒におろうや!」

 

「その気持ちわかるんですけど、これから美容院なんで…」

 

「じゃあ美容院終わるまで待っとく。もし終わった後来てもいいなって思ってくれたら、連絡してや!」

 

相手に逃げ道を与えて待つことにした。

これで来てくれたら食いつきはある。

 

「わかりました!」

「じゃあ綺麗になってきてな!」

 

どうせ、連絡返ってこんやろから、気にせずストしよう。

そういうことで、再度スト開始。

まだ早い時間なので、サンタはなかなかいない…

本当にサンタを即れるか不安になってきた。

 

 

 

 

 

 

2時間後…

 

「LINE♫」

「今終わったんですけど、まだいますか?」

(本当に連絡がきた。)

「おるよ。じゃあ○○で待ち合わせにしよう。」

 

〜待ち合わせ後〜

「綺麗になったな」

「そういってもらえてよかったです。」

「じゃあ行こうか」

「どこにですか?」

「これから家族でパーティーするならお腹空かせといたほうがいいやろ?」

「はい。」

「それなら軽くケーキでも買ってどっかで食べよう。せっかくのクリスマスやし。」

「そうですね」

 

 

これでケーキを買って、ホテルで食べる流れを作りやすくなった。

 

 

ブーメランが返ってきてるから、食いつきあるはずやけど、念のためにということでハンドテスト。

 

「手繋ごう。」

「え?早くないですか?まだ会ったばっかやし。」

「だってこんな日やで?男女2人で歩いてるのに手繋いでなかったら、周りにあの2人喧嘩したんやなと思われるくない?」

「確かに。」

「街のムードを俺らが壊さんようにしよう。」

周りのカップル、ありがとう。

街がつかたを応援してくれている。

 

 

手を繋いでホテル街へ歩き出す

 

「ここってホテル街ですよね?本当にケーキとか売ってるんですか?」

「あると思うよ。」

 

最初は本当にケーキ買うつもりだったが、直ホいけると感じたので、買わずにホテルに入ることにした。

 

「じゃあ入ろうか。」

「え、ケーキ買ってないし、ここホテルですし。」

 

想定どおりのグダ発生。

 

「一緒に歩いてて、○○とならケーキなんかなくても楽しくおれるなって思った。2人でもっといろんな話がしたいから一緒にいよう。」

 

などの様々なグダ崩しをすると…

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほんとですか?それならいいですよ。」

 

 

 

 

合流してここまでの時間、10分足らず。

つかたは、直ホ搬送には自信がある。

 

 

 

〜ホテルin〜

 

時間もないとのことなので、すぐギラつくことに。

 

笛まではグダなしでいくも、下に手を伸ばすと強めのグダ発見…

(なんでや??)

 

「どうしたん?」

「やっぱ最後までするのは違います…」

「そっか…」

 

ここでは焦らず、相手の話を聞くことで、グダの明確化を行なった。

 

 「どうしたん?」

 

「こういう経験ないんです。」

 

「彼氏以外の人としたことないってこと?」

 

「違います。彼氏ともしたことないです…」

 

なんだって??

 

 

 

 

 

 

 

グダの根源はjojo

しかし、笛までokということは、突破口は必ずあると判断。

 

 

 

 

 

 「女の子が発する言葉は嘘で、行動が真実 」という言葉をよく聞く。

つかたも本当にそう思う。

この習性を利用して、あるグダ崩しを最近よくやる。

 

 

 

相手に自分の行動を振り返らせるというものだ。

 

基本的にグダ崩しは、様々な言葉を並べて、相手を丸め込むものが多い。

たしかにつかたも、いろんなことを言って相手に同意してもらう。

 

しかし、人間は、他人から言われたことについてはなかなか納得しない。誰しも他人の言いなりになるのは嫌だからだ。

一方で、自分の行動については、すぐに正当化してしまう。

自分が取った行動を指摘されると、何も言い返せなかった経験はないだろうか?

 

自分のことを棚に上げてしまいがちである習性を利用して、グダを崩す。

 

ー以下はその具体例ー

 

「経験なかったら、やっぱり最初は緊張するよな。」

「でも聞くけど、こういうことって誰にでもするん?」

 

「絶対しないです。」

 

「そうよな、それならその気持ち大切にしてほしい。」

 

「え?どういうことです?」

 

「こういうこと誰にでもせんのに、実際ここまで俺としたやん?」

 

「はい。」

 

「ここまでしてもいいっていう気持ちになる人なかなかおらんのやない?」

 

「いままでいなかったです。」

 

「それなら、してもいいなって気持ちになった人には正直になるべきやない?」

 

さぁどうだ???

 

 

 

 

 

 

いけるか???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「確かにそうですね…」

 

その後はノーグダで即。

 

その行動を取った時の感情を再確認させることができたのかな。

「この人とならしてもいい」という感情を…

 

 

 

 

 

 

 

別れる際に、「楽しかった」 と言ってもらえた。

こちらこそ、短い時間だけどクリスマスを一緒に過ごしてくれて、ありがとう。

 

 

 

 

 

しかし、つかたは満足していなかった…

なぜならサンタを即りにきているのだから…

 

サンタを求めて、再び街に出る。

 

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