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性なる夜に…【後編】

 

弾丸即を決めるも、サンタを即るという目的があったため、再度街に出た。

予定通り、御堂筋くんと合流。

 

 

 

 

サンタを即るには、箱に行くのが一番可能性が高いだろう。

しかし、つかたと御堂筋くんはストが大好きだ。

だから、今日もオールストだ。

 

 

しかし、サンタはやっぱりストリートにはいない。

目的が達成できないという焦りからか、サンタ以外の子も連れ出せない。

悪循環に陥った。

 

 

 

そんな時でも頼りになるのが、御堂筋くんだ。

体力とバイタリティはつかたがこれまで出会ってきた人の中でトップクラス。

いつもコンビを組んでもらってるおかげで、つかたもオールでストる体力がついたと思う。

 

 

 

 

 

 

 

その後も声かけを続ける。

サンタ以外の子にもいったが、なかなか連れ出せない。

もうダメだという悪いイメージしか持てなかった。

そう思っていると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに見つけた。

2人組のサンタだ。

しかも2人とも高身長でスタイルがいい。

 

考えなかった。もはや反射だ。

すぐさま声をかけた。

オープンは出来た。

しかし、

「もう帰るから。」

 

 

連れ出せそうにない。

つかたは諦めていた。

しかし、ここでも御堂筋くんは諦めない。

お願い師の異名を持つ彼。

トークを止めない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると…サンタたちの足が止まった。

チャンスがきた。

 

 

話を聞くと2人は別の方向に帰るそう。

それなら話が早い。

すぐに担当を決めて、1人が1人を送る流れでセパろう。

いつも一緒にやっているから、御堂筋くんも同じ考えのようだ。

 

 

 

 

そして、簡単にセパることができた。

こっからは個々での勝負。

 

 

 

サンタの足を止めてくれた御堂筋くんには本当に感謝している。

(彼はこの日坊主だったらしいが笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして、念願のサンタと2人きりに。

やっと巡ってきたチャンス。

しかし、焦らない。あくまでいつも通りを貫く。

 

帰ろうとしていた彼女だが、ここで帰ると絶対後悔すると伝えた。

そこからは、落ち着いたトーンで彼女といろんな話をした。

気をつけたことは焦りを見せないこと。

焦ったり、ガツガツしてたりするのが分かったら女性は逃げてしまう。

あくまで、2人で楽しい時間を共有することを意識した。

 

 

 

 

そして話しながら歩いていると、

 

「〇〇に似てるね!」

 

彼女がつかたに興味を持ったサインだ。

つかたは、俳優、アイドル、芸人など様々な人に似ていると言われる。

誰と言うかで、食いつきの度合いがわかる。

 

 

「それって褒めてるん?」

「当たり前やん。めっちゃ綺麗な顔してるやん。」

 

 

 

顔刺しなのか?

わからないが、おそらく食いつきはあるだろう。

食いつきがある時こそ、大胆に攻める。

 

 

 

すぐさまハンドテスト。

ノーグダ。

いけると確信したので、今回も安定に直ホ搬送。

ホテル前でグダ発生も、形式だったようで、すぐ崩せた。

 

 

 

サンタ即!!!

 

そう思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、まさかの満室…

それはそうだ。日が悪すぎる。

 

それからは本当に最悪だった。

入るところ全てが満室。

トータル30軒はホテルを巡った。

今振り返っても、案件が途中で帰らなかったのは不思議で仕方ない。

 

 

弾丸即かと思われたが、結局1時間ほどホテルを探した。

 

 

 

その間にたくさん彼女と話をした。

話をしていて、コミュニケーション能力が高い人だと感じた。

話してると、つかたをいい気持ちにさせてくれた。

その反面、人を楽しくさせる術を知っているようだった。

 

 

彼女のことも聞いた。

高級外車を所有していて、元彼は経営者etc…

住む世界が違う。

しかし、仕事は昼職。

つじつまが合わない…

 

 

しだいに、彼女に違和感を感じていた。
普通の女性ではないと…

しかし、その時は深入りしなかった。
なぜなら、早く即りたい気持ちでいっぱいだったからだ。

 

 

 

そして、ようやく空いているホテルを見つけた。

長かったホテル探しもやっと終わりだ。

そしてin。

 

 

 

入ったホテルは前払い制。

特別料金で通常料金よりもかなり高く設定されていた。

仕方ないと腹をくくって、財布を出そうとしたその瞬間、

 

 

「いいよ、ここは私が出すから。」

 

「いや、なんで?さすがに悪いわ。」

 

「いいから。出すっていってるんやからまかせて。」

 

 

全額出してくれた。

 

疑いの気持ちがさらに強くなった。

自分からホテル代を出してくれる女性なんていなかった。

しかもつかたが誘ったにもかかわらず。

彼女は何者なのか…

 

 

 

 

 

 

inした後はノーグダで即。

全身くまなく丁寧に舐めてくれる。

自分から腰も振ってくれる。

S○Xの時でも、男性を喜ばせる彼女。

しかもサンタ。

大満足だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、まだ終わらないこの話。

先ほど感じていた違和感がこの後明らかになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日はありがとう。たくさん連れまわしたけど途中で帰ろうと思わんかった?笑」

 

「最初は思ったけど、しだいに私もそういう気持ちになったから…笑」

 

「そういってもらえてよかったわ。てか君と一緒にいたら、すごい楽しいんやけどなんでかな?」

 

 

「実は私、隠してたことがあるんよ。」

 

「なに?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私、本当は新地で働いてる。」

 

 

 

 

 

 

なんだと。

 

 

 

 

 

 

新地???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てがつながった。

感じていた違和感は本物だった。

彼女の言動のすべてが新地嬢であることに集約された。

 

 

 

 

サンタを即りにきてたのに、併せて新地嬢も即ることができた。

嬉しい誤算だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

恐らく、彼女が新地嬢であることを知っていたら、大胆に攻めることができなかっただろう。

しかし、今回は自然体で接することができた。

大勢の男にいつもチヤホヤされている彼女。

そんな自分を普通の女性と扱ってくれたから、つかたについてきてくれたのかな。

 

 

それと今日はクリスマスの夜。

本当にサンタが来るかどうかドキドキして子どもはなかなか眠れない。

いつも華やかな世界で生きる彼女。

今日だけは子どもの頃の気持ちを思い出し、童心に返りたかったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりストが好きだ。

住む世界が違っていても、声をかけるだけで、体を重ねることができる。

 

 

 

 

 

 

ストには夢がある。

 

fin...